高卒の求人倍率
2007年度の高校新卒者・中学新卒者の求人状況が厚生労働省によってまとめられました。
新卒とは入社予定年度の前年度に高校・中学等を卒業する予定の学生のことで、卒業してからブランクがあると新卒とは言わなくなる。
問題の求人倍率は1998年度以来初めて1倍を超える結果となった。
この調査は7月に行われたものによるものです。
高卒認定試験
高校には高卒認定試験と言うものがあり、『高等学校卒業程度認定試験』のことで、平成17年度から実施される試験制度です。
これは高校卒業程度の学力を認定するという国の認定試験で、合格者は希望する国・公・私立のどの大学・短大・専門学校でも受験できます。
また、各種国家試験や就職などに際しても、高校卒業者と同じ扱いを受けることができる試験のことを言うそうです。
高卒の求人と就職偏差値
一般的に偏差値は、受験する高校や大学を決めるのに参考にする一つの情報ですが、就職にも偏差値が関係していることがあります。
就職活動で、偏差値がどの程度かを尋ねられることはあまりないかもしれませんが、就職先の会社がどういった学校の卒業生を採用しているかを見てみると、就職先が偏差値に対してどういった見方をしているかが分かります。
高校の偏差値は、あくまでも目安にすぎません。
実際の高校受験の結果しだいでは、偏差値が大きく変わることもあり得ます。
また模擬試験などで、希望する高校の偏差値を上回っていたからといって、必ずその高校に合格できるわけでもありません。
ですから高校の偏差値を気にするあまり、自分の位置を見失ってしまうことのないように気をつける必要があります。
もちろん、受験する高校の偏差値をしっておくことは大切なことです。
高卒の求人情報と就職活動
最近では、就職活動の参考として、就職先の偏差値なるものを公表しているところもあります。
就職を検討している会社が,どれぐらいの偏差値の学生を採用しているのかを示しています。
もちろん,偏差値で就職がすべて決定するわけではありませんので、偏差値の高い低いに関わらず、就職活動に全力を尽くせるようにしたいですね。